・「高圧洗浄は必ず必要な工程なの?」
・「高圧洗浄を省いたらどうなる?」
実は、外壁塗装工事の工程のひとつである高圧洗浄は、外壁塗装をきれいに仕上げたり塗料の本来の機能を発揮させるために必要不可欠な作業でもあります。
そこで今回は、上記のような疑問を持つ方に向けて「外壁塗装工事の流れ」や「高圧洗浄の必要性」を紹介していきます。
ぜひ、これから外壁塗装工事を行う予定のある方は、当記事を参考にチェックしてみてくださいね。
そもそも、高圧洗浄とは?
高圧洗浄とは、外壁に付着した汚れやカビ、古い塗膜などを高圧洗浄を使用して強力な水圧で洗い流すことで、きれいにしていく作業のことを指します。
外壁塗装工事の『流れ』
・足場の設置
・飛散防止シートの設置
・養生
・高圧洗浄
・下地処理
・下塗り
・中塗り
・上塗り
・足場の撤去
・工事完了
外壁塗装工事は、上記の流れで進められます。
作業工程のひとつである高圧洗浄は、足場を設置し塗料や高圧洗浄の水の飛散を防ぐ、飛散防止シートの設置が終わった後に行われます。
高圧洗浄を行う『目的』
・塗料と外壁との密着性を高める
・外壁塗装を長持ちさせる
・きれいな仕上がりにするため
高圧洗浄を行う目的は、上記の通りです。
外壁に付着した「汚れ」や「コケ」、「カビ」や「藻」、「古い塗膜」などを残したまま塗料を塗装してしまうと、塗料と外壁との密着性が低下しわずか数年で塗膜が剥がれて再び塗装工事が必要になったり、塗りムラができてしまいきれいな仕上がりにならない原因になってしまいます。
高圧洗浄では落とせない場合
通常の高圧洗浄で落とせない汚れやカビなどがある場合は、洗浄液を使用して高圧洗浄を行います。
洗浄液を使用する高圧洗浄のことを「バイオ洗浄」といい、バイオ洗浄は水圧では落ちない汚れなどがある場合やカビやコケの増殖を防ぐ目的で使用されます。
また、錆びや古い塗膜は「ケレン」で除去していきます。
ケレンは下処理の工程のひとつで、サンドペーパーやワイヤーブラシなどの道具を使用して、錆びや古い塗膜を除去する作業のことです。
高圧洗浄にかかる時間はどのくらい?
一般的な戸建て住宅の場合、高圧洗浄にかかる時間は「7時間~8時間」程度です。
しかし、実際に工事を依頼した際にかかる時間は、建物の大きさによっても異なります。
また、高圧洗浄を行った後には外壁をしっかりと乾燥させる必要があります。
そのため、次の工程にすぐに移っている業者には注意しましょう。
高圧洗浄の際に気をつける『ポイント』
●窓やドアをすべて閉める
高圧洗浄の際に建物の窓やドアを閉めるのを忘れてしまった場合、水が室内に浸入し大切な家財や家電、床などを駄目にしてしまう恐れがあります。
工事が始まる前に、忘れがちなトイレやお風呂の窓などもしっかりとチェックし、すべての窓やドアを閉めることを忘れないようにしましょう。
●近隣住宅への説明をしっかりと行う
高圧洗浄の作業では、大きな音が発生します。
そのため、近隣住宅への工事の説明が不十分だとトラブルに発展してしまう恐れも……。
外壁塗装工事を行う際は、事前に工事で騒音が発生することなどを近隣住宅にしっかりと説明するようにしましょう。
また、高圧洗浄の作業では水が飛散し、洗濯物などを汚してしまう可能性もあります。
そのため、高圧洗浄を行う前には近隣の方に洗濯物を干すことを控えるようにお願いすることがおすすめです。
外壁塗装なら『塗創工房スエヤス』へ
塗創工房スエヤスでは、住まいの外壁塗装工事を承っております。
お客様のお気持ちやご要望に寄り添い、丁寧で高品質な施工をお届けいたします。
また、当社には塗装に関する幅広い知識と確かな技術を持つ、一級塗装技能士の資格を持つ職人も在籍しております。
外壁塗装のことや業者選びでお悩みの方は、ぜひ安心してお任せください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したように、高圧洗浄は外壁塗装工事の重要な工程のひとつです。
そのため、高圧洗浄が見積りに記載されていなかったり、工事で省く業者には注意しましょう。
この記事が、あなたが外壁塗装工事を依頼する際の参考となりましたら幸いです。
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